先日、子どもたちが通うインターナショナルスクールで
「BOOK READING CLASS(読書の大切さ)」という保護者向けの講座がありました。
そこで繰り返し語られていたのが、
「子どもが本を読む習慣をつけること、そして母国語の本を読むことの大切さ」でした。
今回はその学びと、私自身の試行錯誤を交えながら、
- 読書が子どもの脳や学力に与える影響
- なぜ母国語の読書が欠かせないのか
- 日本語でおすすめの本
- 家庭でできる読書習慣の工夫
をシェアしたいと思います。
読書が子どもの脳に与える影響
2023年、ケンブリッジ大学の研究によれば、
9歳の子どもが「楽しみとして読書」をしている場合、
脳の構造そのものがより発達していることがわかったそうです
特に認知機能に関わる部分で変化が顕著で、
- 注意力が高まる
- 行動上の問題が減る
といった効果が見られたそうです。
読書はもちろん、学力面にも大きな影響を与えます!
- 語彙力の向上
- 数学的思考力の成長
- 学習全般の理解力アップ
「楽しいから読む」というシンプルな習慣が、
子どもの学力や集中力を支える強い土台になるのですね!
そして数学的思考のアップに繋がるとは!
理系も文系も関係なく、読書は必須ですね!
母国語で本を読むことの大切さ
インターナショナルスクールでは英語環境の中で自然に英語力が伸びていきます。
しかし同時に、日本語力が弱まってしまうという課題があります。
- 日本語の語彙が不足する
- 読解力不足で日本の教材に苦戦する
- 思考力の基盤が弱くなる
母国語は子どもの思考を支える土台です。
日本語がしっかりしていれば、英語の理解もさらに深まります。
だからこそ、家庭で意識的に 「日本語の本を読む時間」 を確保することが
とても大切だと痛感しました。
幼児・園児におすすめの本
日本昔話アニメ絵本 / 世界名作アニメ絵本
👇日本昔話
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👇世界名作
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我が子たちには、こちらのシリーズを赤ちゃんの頃から読み聞かせています。
今では園児になった弟が自分で読み始め、
小学生のお姉ちゃんも、時々懐かしんで読んでいるという、
我が家のベストセラー✨
インターナショナルスクールでは、ナーサリーライムという
海外版 昔話を授業中にしっかりと読んでくれます。
劇もあります。
学年が上がっても、昔話に絡めた問題が出てきます。
きっと日本も全く同じでしょう。
そこの教育がすっぽり抜けてしまうのは、、怖い。。
だからこそ、家でしっかり読んであげましょう!
ストーリーも、本のサイズもコンパクトで
移動中や、レストランの待ち時間に重宝してます。
小学生低学年におすすめの本
かがくのお話25選
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日常の「なんで?」をわかりやすく解説。
イラスト付きで読みやすく、小学生でも読み進められる工夫が盛りだくさんです。
インターナショナルスクールでは幼稚園の年代から理科の授業があり、
英語のレッスンとの相乗効果も感じられます✨
読書習慣を続ける工夫
- 寝る前に読む
- 移動中や待ち時間に読む
- 親も一緒に本を読む
- 子ども専用スペースを作ってあげる
私の子供時代と違い、最近の子供は本当に忙しい。
宿題をして、習い事をして、
本を読む時間なんてないよー😭、と泣きたくなる日もありますが、
本日の記事をまとめると
- 読書は脳の発達と、学力アップに直結
- 母国語の読書は、思考力を支える基盤
- 日本語の本を家庭で継続的に取り入れることが大切
- 読書習慣は小さな工夫で続けられる
もう、読まない訳にはいかない。。
5分でも、10分でもいいそうなので、
同志の皆さん、隙間時間を見つけて、共に頑張りましょう!
ちなみに、インターナショナルスクールで紹介されていたのは
「子ども用テントで秘密基地を作る」方法。
最初は一緒にそこで読んであげて、
ここは本を読むエリアと教えてあげると、
ゆくゆく自分で読むようになるのだとか、、
素敵。