教育

🎵ライムで育つ“英語の耳”と読む力|海外子育てママの体験から感じた英語絵本の魅力

海外で子育てをしていると、
「英語の環境にいるのに、なかなか英語を話さない…」
そんな悩みを抱えるママも多いのではないでしょうか。

私自身も、イギリスとシンガポールで子どもを育てながら、
どうやって家庭で“英語の言葉の感覚”を育てたらいいのか、ずっと試行錯誤してきました。

そんな中で気づいたのは、
英語の「話す・読む・聞く」力の土台には、“ライム(Rhyme)”と呼ばれる

“音のリズム”が深く関係しているということです。

🌿ライム(Rhyme)ってなに?

ライムとは、語尾の音が似ている言葉をつなげる表現のこと。
日本語でいうと「どんぐりころころ」「いろはにほへと」のように、
音の響きやリズムが心地よく繰り返されるイメージです。

英語だと、こんな感じ👇

Cat – Hat – Mat
Moon – Spoon – Balloon

大人が読むとシンプルに見えるけれど、
子どもにとっては“音で遊ぶ”感覚そのもの。
意味を知らなくても、音の楽しさで言葉がスッと入っていくんです。

💡私が感じた「ライム」の力

子供たちと一緒に絵本を読む中で、私が実感したのは、
ライムには「音のリズムで英語を感じる力」を育てる効果があるということ。

特に感じたポイントは3つあります👇

1️⃣ リズムで言葉を覚えやすくなる
 → 歌のように繰り返すことで、自然にフレーズが口から出る。

2️⃣ 発音やイントネーションが整っていく
 → 英語特有の強弱のリズムが身につく。

3️⃣ 英語を“勉強”ではなく“体感”として楽しめる
 → 英語が苦手な親でも、音で一緒に楽しめる。

実際に私の息子も、意味を教えたわけではないのに、
絵本の中のフレーズをリズムで覚えて自然に口にしていました。
それを見て、「言葉の入口って、やっぱり音なんだ」と思うようになりました。

📚ライムを感じながら楽しめた英語絵本3選

ここからは、実際にわが家で息子が大好きだった英語絵本を紹介します。
どれも、英語がわからなくても“リズム”から楽しめるものばかりです。

🌙1.Goodnight Moon(グッドナイト・ムーン)

夜の静かな時間に読むのにぴったりの一冊。

“Goodnight room, Goodnight moon, Goodnight light, and the red balloon…”

この柔らかいリズムがまるで英語の子守唄のようで、
息子はこの絵本を読むとすぐに安心した表情になります。

有名な絵本で絵が可愛いので書いましたが、
最初は「英語の意味がわかっていないのに大丈夫かな?」と思っていました。


しかし“音のトーン”と“繰り返しのリズム”だけで、
子どもの心は落ち着くんだと実感しました。

英語を「教える」よりも、「感じる」時間をつくる一冊です。

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🐛2.The Very Hungry Caterpillar(はらぺこあおむし)

わが家で何百回も読んだ大定番。
息子が一番最初に「自分で読んだ」絵本もこの作品でした。

“On Monday he ate through one apple. But he was still hungry.”
“On Tuesday he ate through two pears…”

曜日や数、食べ物がテンポよく出てきて、
ページの穴に指を通しながら「ここ通ったね!」と話しかける時間が、
私たち親子にとっての英語レッスンでした。

この絵本の良さは、英語を「理解」しようとしなくても、
音と絵のリズムだけで楽しめること。

私自身、息子がこの本をきっかけに英語を“遊び”として受け入れるようになった姿を見て、
絵本の力ってすごいなと思いました。

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🐻3.Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?

そして『はらぺこあおむし』に夢中になったあと、
自然と息子が手に取ったのが、同じエリック・カールさんの『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』。

“Brown Bear, Brown Bear, What do you see?”
“I see a red bird looking at me.”

このテンポのよい繰り返しが、まさに“ライム”の魅力。
ページをめくるたびに動物の名前と色が出てきて、息子は笑いながら真似していました。

音のリズムが心地よく、何度読んでも飽きない。
意味よりも“音の響き”に惹かれていたように思います。

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🌸息子を見て感じた「英語は音から育つ」ということ

私の息子は、最初は英語の意味がわからなくても、
何度も読んでいくうちに“音で覚える”ようになっていきました。

単語ひとつひとつではなく、フレーズごとに口にする
これが自然にできるようになると、発音やリズムが驚くほどスムーズになります。

私自身も、息子の様子を見ながら、
「英語って、教えるものじゃなくて、一緒に感じるものなんだ」と思うようになりました。

🏡まとめ:絵本から育つ“音の力”

英語絵本は、知識を詰め込む教材ではなく、
親子でリズムを感じる“音の時間”だと感じています。

英語が苦手でも、絵本なら一緒に声を出して楽しめる。
そして、その繰り返しが、自然と子どもの“英語耳”を育ててくれるのだと思います。

今日紹介した3冊は、どれもやさしいリズムと美しい絵で、
「英語の音を楽しむ」きっかけになる本です。

英語の学びは、“音を楽しむ”ところから。
それが、いつか“読む力”へとつながっていくのでは📚