習い事

いつもはできる子でも、今日は無理な日がある。 子どものスイミングがスパルタだと感じた日の話

先日、息子のスイミングレッスンでの出来事です。

クロールがうまくできない息子に対して、先生はこう言いました。

「先週できていたんだから、今日もできるはず」

途中から息子は大泣き。
それでもレッスンは止まらず、無給で延長して、約45分間指導が続きました。

正直に書くと、

・ここまで真剣に教えてくれるなんてありがたい
・ここまで責任感のある先生は、なかなかいない

そう思う気持ちは確かにありました。

でも同時に、
ずっと胸に引っかかる違和感もありました。

勉強している心理学の観点から、整理したいと思います。

泣いているとき、子どもは「学べない」

子どもが大泣きしているときって、

・話を聞いていない
・ふざけている
・甘えている

わけではなくて、
頭と体が「怖い」「無理」「助けて」でいっぱいの状態なんですよね。

この状態では、

・指示はほとんど耳に入らない
・体も思うように動かない
・「できない自分」だけが記憶に残りやすい

頑張らせているようで、
実は学びが止まってしまっている時間になることもあります。

「できない」より先に、「できた」を積みたい

クロールは、

・顔を水につける
・腕を回す
・キックする

全部を一気にやらなくてもいいはず。

でも、泣いている状態で
「はい、クロール通しでやろう」と言われると、

できない → 怖い → さらに動けない
というループに入りがちです。

ママとして思ったのは、

今日はクロール完成じゃなくて、
ばたあしで十分じゃない?

ということでした。

先生は悪くない。むしろ、真剣だった

これは強く伝えたいのですが、
この先生は決して悪意があったわけではありません。

・怒鳴ったわけでもない
・放置したわけでもない
・適当に終わらせたわけでもない

むしろ、
「できる力がある」「ここで諦めさせたくない」
という、強い責任感を感じました。

スパルタな指導が合う子も、確かにいます。

だからこそ、
「スパルタ=悪」ではない。

でも、
その日の息子には合っていなかったかもしれない
そう感じました。

ちなみに、息子はスパルタ耐性ありタイプです

うちの息子は、

・アクティブ
・体を動かすのが好き
・押されると伸びるタイプ

正直、
「この子は多少スパルタでも大丈夫」
と思ってきました。

でも、この日は違いました。

その日は寒く、最初から「水が冷たい」と言っていた

レッスン開始時から、息子は

「水、冷たい…」

と何度も言っていました。

・気温が低かった
・体が温まっていなかった
・心も体も防御モードだった

今振り返ると、
スタート時点でコンディションが整っていなかった
のだと思います。

ラッシュガードをお勧め、後日購入しました。


「この子に合う」だけじゃ足りなかった

この出来事で一番の気づきは、

同じ子でも、
その日のコンディションで
合うアプローチは変わる

ということ。

・いつもはスパルタOKな子でも
・寒い日
・疲れている日
・気持ちが落ちている日

そんな日は、
優しめアプローチに変える方が、結果的に前に進めることもある

「どうして45分も続けさせたの?」と思われるかもしれません

ここまで読んで、
そう思った方もいるかもしれません。

正直に言うと、
私自身、ずっと迷っていました。

・いつもは耐えられる子
・先生も真剣に向き合ってくれている
・私が途中で止めることで、余計に混乱しないか

そんなことを考えながら、
最初は距離を取って様子を見ていました。

でも途中から、
息子は「頑張っている」のではなく、
完全にパニック状態に見えました。

その瞬間、

「これはもう学びの時間じゃない」

そう判断して、

「今日はもう大丈夫です」
「パニックになっているので、ここで切り上げます」

と伝え、レッスンを終わらせました。

おわりに

水泳に限らず、ピアノでも勉強でも、


「この子はどんな子?」より「今日は、どんな日?」

スパルタか、優しさか。
どちらが正解、という話ではなくて、

・今日の体調
・今日の気分
・今日の環境

それを見て、
関わり方を微調整できるママでいたい

子どもに自分で教えるのは大変。
だからこそ教室に通わせているけれど、
入れたらそれで終わり、ではないと思いました。

子どもの様子を見ながら、
先生とも話しながら、
二人三脚で子どもを支えていけたらと思います。

オンラインレッスンだと、
本日の子供の様子をみれるので安心ですね。